開催日・会場
令和4年7月27日(水) 長野県農協ビルアクティーホール(長野市)
活動報告
児童福祉施設等の管理栄養士・栄養士並びに給食担当職員を対象に、児童の心と体を健全に育むために必要な知識を習得し、資質向上を図ることを目的として実施しました。
参加者 122名
1 開会・挨拶
2 講演1「正しく知ろう!食物アレルギーの基礎知識と学校・園での対応」
講師 長野県立こども病院 アレルギー科部長 小池由美 先生
3 講演2「子ども・子育ての現状をふまえた食育指導のあり方」
講師 長野県立大学健康発達学部こども学科 准教授 金山美和子 先生
【受講者の感想等】
・アレルギー内容ではエピペンの打ち方や連携方法を細かく教えて頂き大変わかりやすく、勉強になりました。エピペンを扱う子がいる為、エピペンサンプルを取り寄せて皆で共有しようと思いました。
・アレルギーの基礎知識では、アレルギーの原因・特徴だったり、食物負荷試験の重要性を細かく学ぶことができ、今後の現場での実践に役立つことが沢山ありました。また、昔と今でのアレルギーの常識が変化しており、日々変わっていく情報を更新して学んでいかなければならないと感じました。
・現状を踏まえた食育指導では、貧困の家庭や子供とゆっくり時間のとれない家庭などさまざまな家庭がある中で、行事食や誕生日会、季節の食材の取り入れなど、園での経験がとても貴重であり、食育指導によって食の楽しさを伝えていく重要性を感じました。
・ライフスタイルの多様化、子どもの主体性を大切にした保育観の浸透によりセミバイキング給食やランチコーナーの設置をしている園があるという話を聞き、現実的にできるかどうか話し合いをしっかりして考えていきたいと思いました。