開催日・会場
令和5年6月18日(日)Web形式
活動報告
講義1 【受講者 91人】
基本研修『長野県食育推進計画(第4次)について』
講師 長野県健康福祉部健康増進課 副参事兼課長補佐 小林晶子 氏
長野県で令和5年3月に策定された「長野県食育推進計画(第4次)」について、社会情勢の変化や新たな視点を踏まえながら、今後の食育活動についてご講義いただきました。
講義2 【受講者 98人】
実務研修『若い女性のやせと低栄養が引き起こす栄養問題について』
講師 女子栄養大学栄養学部 准教授 林 芙美 先生
プレコンセプションケア(将来の妊娠のための健康教育)を行い、リスクの高い妊娠を減らすために、世代を超えた健康づくりの観点から若い女性の栄養・食生活の課題についてご講義いただきました。
講義3 【受講者 77人】
基本研修『いざという時どうする?~あなたの食と栄養~』
講師 (公財)味の素ファンデーション 被災地復興応援事業統括マネージャー 齋藤由里子 氏
日本社会においては被災者の食・栄養支援の必要性について共通認識は未だ乏しく、平時から多組織連携による仕組み作りが急務であることから、栄養士という専門職の重要性と期待値についてご講義いただきました。
講義4 【受講者 76人】
実務研修『経口補水液療法と脱水症状対策~目的に応じた水分補給の提案~』
講師(株)大塚製薬工場OS-1事業部 薬剤師 小林 繁 先生
水と電解質をすばやく補給できるようにナトリウムとブドウ糖の濃度を調整した経口補水液について、臨床研究を踏まえ詳しくご講義いただきました。
【受講者の感想】
・長野県食育推進計画(第4次)は、これから普及啓発していくところなので、対象者ごとにどこをポイントとしてお話していけばよいかの参考となりました。
・栄養教諭をしています。中学生にどのような食指導が出来るか、今日ご講義いただいた資料を読み込み、また実践ガイドを活用させていただきながら、食育推進に努めていきたいです。
・災害時の対策が特に印象に残りました。地元商店や飲食店、キッチンカー、保育園、学校など地域の給食施設との連携が必要と感じました。
・経口補水液を施設で使用しているが、どんなタイミングでどれくらい飲んだらよいのか悩む場面も多かったので、今回の講義で理解できてよかったです。
・子育て中の身でなかなか外での研修が難しい中、オンラインで自宅で学べるのはとてもありがたかったです。