【諏岡支部】支部研修会

開催日・会場

令和6年12月 7 日(土) 13:30~15:00 諏訪市 いきいき元気館

活動報告

令和6年度支部研修会を行いました。38名が参加しました。

講演1 「諏訪の発酵食の歴史と次世代への継承」

講師  発酵バレーNAGANO 支援 be‐en 株式会社 川村 悠華 先生

長野県は、厳しい寒さを利用して日本酒、味噌、醤油など様々な 発酵食品が保存食とされ、家庭の味として大切に受け継がれてきました。

また長野県内には、発酵食品を使った長野県が誇る食品産業も数多くあります。 この発酵食品産業加盟8団体の企業が協力して、その魅力を長野県から 海外へと発信することを目的に立ち上げられたプロジェクトチームで あり、様々な活動を行っています。

講演2 「食卓は幸福と平和の原点」

講師 「真澄蔵元」宮坂醸造株式会社 代表取締役社長 宮坂 直孝 先生

創業1662年の宮坂醸造の歴史と「真澄」とは、諏訪大社の 「真澄の鏡」が酒銘の由来になっていることや、真澄の酒造りにおいて 社員全員がそれぞれあるべき姿を大切にして、酒造りに取り組んでいると いう熱い思いを教えていただきました。

宮坂社長が酒造りに掲げる4つの夢の中でも、自己主張しない酒質や料理・ 食卓のわき役に徹することを追及することで、 『人々の食卓を和やかにしたい』というビジョンは印象的でした。

『人々の食卓を和やかにしたい』という夢の実現のため、発酵バレー NAGANO の活性化を通して食卓に集うことの大切さや、『山の美食大国 長野』をアピールしていくという考えに共感しました。

私たち栄養士も、この素晴らしい信州の発酵文化について、次世代に継承して いけるように、食育を通して子供達に伝えていく使命を感じずにはいられない研修会となりました。

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